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入局・研修について

留学体験記

坪田 秀樹 先生
2012年4月―
カナダ トロント Sunnybrook Health Sciences Centre

2012年4月からトロントのSunnybrook Health Sciences Centreにresearch fellowとして留学しています。英語の試験(TOEFL)で基準点以上を獲得すればclinical fellowとして臨床行為を行えるようになります。2013年7月から2年のprogramを予定されていますのでそれまでに間に合うように猛勉強中です。現在は当施設で行われている複数のclinical trialのデータ収集と割り当てられた研究テーマの論文執筆、Bossから依頼された教科書の執筆などを行いながら英語の勉強をしています。こちらに来てまだ3か月程しか経っていませんので体験記というほどのものは書けませんが、最初期に感じた諸々を記したいと思います。(clinical fellowの研修内容については恒吉裕史先生の体験記に詳しく御紹介されていますので御参照ください)

1. non-native speakerにやさしい都市

トロントは世界各地からの移民が多く、市民の約半数がnon-native speakerとのことです。いろんな英語が飛び交っているのであまり気後れすることなく話すことができます。通じないこともありますが、根気よく聞いてくれる人が多くて助かっています。

2. 昼が長い

カナダは3月11日からDaylight Saving Time(サマータイム)に移行していますので、夜の9時を過ぎてもまだ明るいです。明るいうちにpatioで飲むビールは最高です。

3. 日本人が少ない

私が勤務するSunnybrook Health Sciences Centreには日本人医師は私一人だけです。Downtownの病院には比較的多くの日本人医師が勤務されているようです。最近は日本企業のカナダからの撤退や現地採用への移行が多いらしく、企業の駐在員も激減しているようです。中国、韓国からの留学生や移民は多いようです。現在の世界における日本のpresenceを如実に反映していて少し寂しいです。

4. カナダの医療制度

カナダでは医療費は原則無料です。私のような留学生も滞在3か月以降はOHIPという医療保険に加入できます。ただ、やはりカナダでも財源の不足が問題となっているようで、オンタリオ州では一部の医療行為に対し医療費のカットが決まりました。保険でカバーされない治療が増えるだけでなく、循環器内科医の給与削減といった項目も含まれていました。専門医による診察、治療までの待ち時間も長く(数ヵ月待ち!)、決して夢のような医療制度ではありません。

まだ留学生活が始まったばかりですので、楽しいことも苦しいこともこれから体験していくことになるでしょうから、2~3年後にまたupdateしたいと思います。

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