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研究部門

研究グループ

血管新生グループ

概要

生活習慣の欧米化に伴う動脈硬化性疾患の拡大は大きな健康上の問題となってきており、下肢閉塞性動脈硬化症などの病態は患者様の生活の質(QOL)を大きく損なうものです。このような病態に対する新たなアプローチとして、当グループでは虚血部位の血管新生を促進する研究を行うことで、従来の治療に抵抗性であった重症下肢虚血に対する治療を試みています。

メンバー

  • 大仲玄明(大学院生(博士課程))
  • 熊谷基之(大学院生(博士課程))
  • これまでの在籍メンバー
    岩倉 篤、洞井和彦、丸井 晃、新井善雄、廣瀬圭一、阪口仁寿、黄 玉紅、江崎二郎、Shyamal Chandra Bir、坪田秀樹

研究内容

1. 血管新生療法(京都大学再生医学研究所との共同研究)
塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)にゼラチンハイドロゲルを含浸させ徐放投与することで血管の新生を促す治療です。ゼラチンハイドロゲルを用いることで、bFGF単独投与よりも長期間薬の効果が認められます。
これらの研究を発展させ、厚生労働省の高度医療制度の承認を得て 「下肢末梢性血管疾患に対する、生体内吸収性高分子担体と塩基性線維芽細胞増殖因子(bFGF)を用いた血管新生療法の、臨床効果および安全性に関する臨床試験」を行っています。 (現在患者様の募集は行っておりません)。

(図1)先行試験での著明な血管新生効果。

(図2)ウサギ下肢での著明な血管新生。

2. 下肢虚血再灌流傷害の軽減
急性下肢動脈閉塞後の再灌流傷害を軽減させる目的でリモートポストコンディショニング(RPC)の効果を検討しています。リモートポストコンディショニング とは遠隔臓器の一過性虚血を行うことで標的臓器の再灌流障害が抑制されることです。
マウス右脚を長時間虚血させ、再灌流直前に左脚でリモートポストコンディショニングを行うことで組織障害等の軽減が確認できました。

(図3)RPCによる虚血肢の再灌流障害抑制効果。

3. その他進行中のプロジェクト
・MicroRNAを用いた心血管病変の解明および治療に関する検討
・bFGF含浸ゼラチンハイドロゲルの投与法に関する検討

共同研究機関

受賞一覧

  • 大仲玄明 第21回アジア胸部心臓血管外科学会(ASCVTS 2013) Best Poster Award (Adult Cardiac部門) (2013年4月)

主要論文

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Contact

京都大学 心臓血管外科(京都大学医学部附属病院心臓血管外科病棟)
〒606-8507 京都市左京区聖護院川原町54
Tel : 075-751-3788(病棟)075-751-3784(医局) Fax : 075-751-4960
Mail : cvs@kuhp.kyoto-u.ac.jp
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